英語落語家???の大島希巳枝さんが読売新聞の英語紙「The Japan News」の連載コラム「No Laughing Matter」に掲載されたものをまとめた本です。軽~い英語本が読みたくてポチってしまった本でしたが、多読用にめっちゃお勧めできる本でした!!!笑いながら読めるので子供用の絵本とは違って感情が入り込みます。まさに多読にうってつけ!!!
アメリカ的なブラックジョークから日本人が好きそうな英語落語までなんと40種類×3~4個も載っています。単語数も1つのジョークにつき、数十個の短いものから、百個以上あるのものまで、まさに多種多様。笑いながら読めるので少々知らない単語があっても読み飛ばしてもOK!!しかも英文の後に日本訳がついているのでフラストレーションも溜まりません。何度読んでもオチが解らないなんて残念ですからね。
私の一番のお気に入りを紹介します。結婚についてのジョークは世界共通です!!!
” Congratulations , my boy! ” said the groom’s uncle .
おめでとう!新郎の叔父が言いました。
” I’m sure you’ll look back and remember today as the happiest day of your life . “
「お前の人生で今日が最も幸せな日だったと、後で思い出す日が来るだろうよ。」
” But I’m not getting married until tomorrow , ” his nephew replied .
甥が「でも僕の結婚式は明日だよ」と答えると
” I know. ” said the uncle , that’s exactly what I mean .
叔父は「分かってる。だからだよ。」
結婚には3つのリングが関わっているとよく言われます。その3つとは?
- ・engagement ring :婚約指輪
- ・wedding ring :結婚指輪
- ・suffer ring :苦悩、苦難
結婚にはこんな残念なジョークがつきものですよね💦大人にはわかります。そう言えば私の結婚式に当時勤務していた会社の上司がスピーチをしてくれました。その時のスピーチがこちらです。

え~結婚したら片目を閉じろと言いますが、あれは間違いです。
必ず両目を閉じること!!!
このジョークで大いに会場が沸いたものでした。世界中どこへ行ってもこの手のジョークは不変です。限りなく平和な世界にジョークは存在しませんからね。ジョークの前には、ちょっとしたうんちく話も載っているので読みものとしても楽しめました。英語圏では、「現在形」でジョークを語ると「臨場感」が出るのだとか。「笑いは敵を作らず」と言いますからね。ジョークがさらっと使える英語力を目指していきましょう!!!お勧めの多読本でした!!!
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