50歳の冬、大学の同窓会が開かれると連絡が来たのです。
遠くまで行くのは面倒くさいなあって思い、結局参加しなかったのですが
でもそのおかげで懐かしい友達らと連絡を再開できました。
学生時代の友達って良いものですね。
瞬時に学生時代のようなノリで話しが出来ますよね。
友達と話していると、自分ではない別の自分が鏡に写っているような
不思議な感覚になったのです。
友達の姿に自分を映して観ているというか、、、
私にも別の人生があったのではないか等々。。。
大学を卒業後、アメリカで日本語教師をしていた友人Mは
フリーランスの通訳ガイドとして働き始めたところだと言うのです。
販売の仕事をしている友人Yは、卒業後ずっと大手英会話教室で勉強を続け
今では仕事で外国人の接客を担当していること。
私も仕事をしているものの田舎で主人の仕事を手伝って
向いていない経理をずっとやってきました。
ええ。経理は立派な仕事です。ただ向いていないのです(笑)
向いてないなりにも、続けてきたのでそれなりの自信も出来ました。
仕事からお金の事、税金の事、世の中の仕組みの事etc…
沢山の事を学ばせてもらいました。
でも私の心の奥底で、私はもっと広い世界で生きたい。
諦めたくないって叫び声が聞こえてきたのです。
良くある話で隣の芝生は青く見えるますよね。
当然、それぞれ悩みを抱えていることぐらい解っています。
友達には私がキラキラ見えたかも知れません。
でも最後のチャンスかも知れない、後悔したくないって、
50歳になってやっと奮起した瞬間でした。
女性は結婚してから、○○さんちの奥さんやら○○ちゃんのママなんて
呼ばれますからね。忙しすぎて疑問にも思わず、抗う事すら抵抗を持ち
自分の人生って何?ってやっと気づいた時にはオーバー50って
まるでお昼のドラマでしょ。な展開です。
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